ゆっくり戻るよ!

35話目

 


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三人称ワルキュラ視点

 ●死んだはずのワルキュラは、夢の世界にいた。
そこで、二度と出会えないはずの山田と出会う


山田「へへへへへへっ・・・!
ワルキュラの旦那ぁっ・・・!
こんな事で気絶するなんて情けないですぜっ……!」

「お、お前は軍師ヤマーダ!?
デス・ゲームを生き延びていたのか!」

物語開始時には死んでいたから、読者が知らない人である。
外見は、スキンヘッドの吸血鬼。
生前の罪状は、ほぼ全てを網羅した超極悪犯罪者。
でも、ワルキュラの舎弟。だって、ワルキュラ激怒するとやばいもん

山田「違いますぜっ・・・!
俺は旦那でっ・・・!旦那は俺でさぁっ・・・!
旦那が生き続ける限り、死んだ俺たちも永久に不滅という事ですぜっ・・・!」

「ど、どういう事だ!?」

山田「旦那も気づいているんじゃないですかぜっ・・・!
旦那の中にっ・・・!
ノーライフ・オンラインに参加していた全プレイヤー・NPCの魂がある事に気づいてないのですかぜっ・・・!」

「おおっ・・・!
なんか、そんな気がしてきたっ・・・!」


山田「つまり、旦那と俺は運命共同体・・・!
旦那が美少女ハーレムやれば、俺も利益があるって事でさぁ・・・!」

「他人に見られながら、ハーレムとか、なにそれ恥ずかしい」

山田「旦那っ・・・!
いずれ、俺は旦那と完全に融合して、こうやって会話する事もできなくなるから言っておきますぜっ・・・!
今の旦那は強い!アメリカ合衆国すら超越するくらいに、最強の男ですぜっ!」

「リアルチート国家より格上だと・・・!?」

山田「へへへへっ・・・!
防御力という面だけはっ・・・!アメリカを超えていますぜっ・・・!
アメリカなんざ、隕石を落とせばイチコロのコロコロでさぁっ・・・!」

「だが・・・俺は人間を殺せない誓約があるっ・・・!
あの天使たちは、どう見ても、人間っぽい生き物だっ・・・」

山田「へへへへへへっ!
旦那がハッタリだけで、今まで生きていた男だってことは、俺は生前から知っているんですぜっ・・・!
殺せなくても、その圧倒的なスペックでハッタリをすればいいんでさぁl!
ハッタリも筋を通し続ければ真実って事ですぜぇー!」

「」
●素晴らしい案を聞いたワルキュラ


「ありがとうヤマーダ」

山田「へへへへへっ・・・!
旦那の俺、俺は旦那っ・・・!
生前は何時か、下克上するつもりだったんですぜっ・・・!」


「俺は絶対に生き残る。
幼くて妖艶で可愛いルビーちゃん、
魔法の師匠アでお姉さん気質のアトリ
褐色肌とナイスバディがたまらんラーラ
監視網を握っているクレアちゃん、
あとついでに、プラチナを絶対に幸せにしてみせるっ・・・!」


山田「それでこそ旦那でさぁっ・・・!
ところで、プラチナの扱いはどうして酷いですぜ?」


「ツンデレ暴力女属性は、二次元だけで十分だ」


 


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