ゆっくり戻るよ!

34話目

 


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ワルキュラ「お、俺並に強い存在だと・・・?(LV0の俺より強い奴なんて幾らでもいるだろ)」
 

クレア「この都市にはいびつな地下都市を媒介に、異世界が広がっている。
低級の幽霊じゃ、捜索に出しても犠牲が増えるだけで無駄」


ワル(異世界か・・・
ここも異世界だな・・・
ノーライフ・オンラインも異世界だったなぁ・・・)


クレア「一応、地下遺跡で保護した人間が一人いる。
ここに連れてきた」


プラチナ「ワルキュラ様!
自衛官って生物を連れてきたわよ!」


ワル(自衛官かぁ・・
どの程度役にたつんだ・・・あれ?)

●自衛官、目が死んで発狂していた


自衛官「俺は食べ物じゃありませんっ!!!
食べないでくだざいぃぃぃぃぃぃぃ!!!
人間は食品じゃありませんっ!!!!
ルールを破ったなら謝りますぅぅぅぅ!!!
だから食べるのはやめてぇぇぇぇぇぇ!!
悪い人間じゃありませんっ!!」


ワル「うわぁ……」 ヤス「ひえぇ……」


クレア「この男は、地下に広がる異世界を実際に見て聞いた、貴重な情報源。
でも精神が狂っていて、役に立たない。
だが、言動から、彼は家畜並の扱いを受けていたのだと推測する」


ワル(日本と交渉する時に便利だろうから、生かしておかないと駄目だよな・・・)

ワル「こいつの世話は、ヤスたち、日本人に任せよう」ヤス「え・・・?」


クレア「あと、お父様この国。連絡網が発達してないせいで、人間達は気づいてないけど……明らかに、十日以上前から、東から大軍が侵略してきて、次々と都市を落としている」

「か、数はどれくらいだ?」

クレア「少なくて十万、多くて五十万。
オークみたいな豚顔の二足歩行生物を中心に構成された軍隊。
常備軍と、徴兵された兵士の二つの組み合わせ。
銃と大砲もある
国家システム的には、ピィザ軍より遥かに強力な国だと判断した。
兵士の練度が高い」

(お、俺はルビーちゃん達との明るい未来を守るために、この状況を解決する事を強いられているんだっ……!)



ワルキュラ軍1万「挟み撃ち状態・・・どうしてこうなった・・・」


●現地徴用+本国からの援軍でどんどん増える。

西 ピィザ軍27万  セイルン貴族軍が合流すれば、自動的に数だけは増える、練度は低い

東 ブータ帝国軍50万  練度が高い。

地下  古代ザナン文明×5

天空 キリストン教の大天使さん

ワルキュラ「なんだよっ……これぇっ……!
360度、敵だらけじゃないかっ……!」

おしまい

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