●今回はどう勘違いさせる?
@300万の大軍勢。しかも、まだまだ増える。 チィズ「そんな馬鹿な……無限に湧き出る壺でも持っているとういのか」
朝日が昇った。ワルキュラがこの世界に来て二日目だ。
ピィザ陣営
ぴィザ「なんだとっ!?カイロンしないには骸骨が三百万も動き回っているだと!?」
チーズ「はい、場内に潜入したスパイ達が、様々な手段で、同じ情報を届けている事からも、信ぴょう性が高いです」
ピィザ「なら、なぜ襲ってこない?
こっちは、たかが14万足らずではないか!
数の利を持ってたたきつぶす!余ならそうする!」
チィズ「報告では、相手はバケモン。
我々の常識が通用しないのだろうと思われます。
そして、報告の一つに、骸骨達は夜になると行動が活発化すると書いてありました。
恐らく、次の夜になったら・・・襲って来るのでしょう」
ピィザ「お前はアホか!
もういい!城壁の上を視認できる距離まで移動するぞ!
骸骨とやらを拝んでやる!」
チィズ「私もついて行きましょう。
何が真実で何が嘘なのか、私にも分からなくなってきました……」
護衛をつれて大移動
●確かに城壁の上には、朝日の照らされた。
余裕で百万を越す骸骨が並んでいた。
ピィザ「ふぁっ!?」
チィズ「本当に骸骨が動いているっ……!」
ピィザ「ば、馬鹿なっ……!
あの化物達はどうやって、カイロンを占拠したというのだっ…!?
よの軍勢は水上交通網を支配していたはずだ!」
チィズ「……どうやら、化物は戦力が無限に湧き出る壺とやらを持っているのかもしれませぬな……。
今まで積極的に攻撃してこなかったのは、何時でも料理できる餌だと思っているのでしょう」
ピィザ「撤退の準備をさせよ!
奴らがその気になる前に、後退する!
この地形では、奴らが有利だ!」
「あなた達っ!
私が全部っ!説明してあげるわ!」
黒いドレスを着た、銀髪の少女が骸骨達に語りかけた。
ワルキュラ軍でトップクラスに偉いプラチナだった。
胸も色んな意味でトップクラス――AAカップ的な意味で
「あ、胸が残念な方――」
「アンタ、給料一割カット」
「そんなぁー!」
うっかり、プラチナの小さな胸を見て、正直な感想を齎した骸骨が犠牲になった。
その情け容赦なさっぷりに、骸骨たちは恐怖で震える――ように傍目には見えたが、太陽光が辛くて、立っているのが精一杯なだけだった。
骸骨の一人、ホネッポ一等兵が、勇敢にもプラチナに話しかける。
「プラチナ総参謀長殿!
何を説明してくださるのでしょうか!」
「ピィザ軍が撤退準備をしている理由を説明してあげるわ!」
「ありがたき幸せっ!」
「」
「」
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