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●何でも屋セイルン。
日々の糧を得るために、安い清掃の仕事をしていた。
かつて、この地で独裁者としての君臨した過去がある。
「両面焼き!?
しゅごい発明じゃのう!お主、天才じゃのう!」
キャバクラで、人を褒めるバイトをして家に帰る。ペット欲しいかの
「ふぅ……もっと良い給料をもらえる仕事はないかの?」
身体を売るのは嫌じゃのう……
運送業者がトラックで持ってきた。
「宅配便ですっー。セイルンさまへお届け物です〜」
セイルン「ん?なんじゃろ?
あ、あの化物からじゃっ……!
怖いのうっ……!」
ダンボールの封を開けてみた。
するとそこには――ワンコが居た。
つぶらな瞳――ない。
もっふもふな毛並みは―ない。
だが、セイルンにはわかった。これは犬だと。
肉が全く付いていない骨の犬。
スケルトン・ドッグだと……
「ひぃいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!」
「わぅーん!」
「わっちが何をしたというんじゃっー!
今は平穏に暮らしとる一般市民じゃよー!
振り向きざまのダークボール!」
「わぅーん!」
「頑丈すぎるじゃろ!?」
(止まったら食われるっ!わっちを助けて!)
「わぅーん!」
〜〜〜
ワルキュラが玉座にふんぞり返る事、2時間。
大臣が帰ってきたから、ワルキュラは聞いてみた。
「犬をもらったセイルンは喜んでいたか?」
「泣いて逃げ回ってました」
(なるほど……この政策はダメだな。
世の中には犬嫌いの人間がたくさんいる。
そもそも食品工場や運送業者関連だと、毛が混入したら大問題になるからな。
この政策はやめておこう)
そして思った。
(セイルンが犬嫌いとは知らなかった……あんなに可愛いのに、なぜ嫌うのか俺には分からない……
動物アレルギーなのだろうか……?)
ワルキュラ(´・ω・`)☚肉のある普通の犬を送ったと思ってる奴
大臣(´・ω・`)☚宅配業者に変装して、骨犬を送った奴
〜〜〜〜〜
魂すら貪り喰らう恐怖の魔王とか言われているし
↓
●皆に恐れられているな。俺。
そうだ。
人に好かれる政策を考えよう。
●犬が職場にいると、ストレスが三分の一になるって、学者が言ってたな……。
「という事で、各職場に犬を配置するのだ」
大臣「ははっ!分かりました!」
↓
※
●ホネ犬
何でも屋をやっているセイルンというエルフ娘
セイルン「ひぃぃぃぃぃぃぃぃっ!!!?!
各会社を監視させるために、骨犬を配置したのか!?
ワシ、こ、怖いいいいいいいいいいいいいい!!!!!!」
エミール「もっふぅ……。
大魔王」
ワルキュラ「肉のある犬っていうのを忘れてた・・・」
骨犬「なんでや!?骨になっても可愛いやろ!?」
●
靴
●
「すげぇぇぇぇぇぇ!!!」
「足に何かを履くっていう発想がやべぇぇぇぇ!!アンタは何者なんだっ!」
「ふっ!
お前らを肥え太らせる存在だ」
「て、天才だ!ワシの代わりに領主になってくれ!」
もっふぅ……異世界の常識が分からないです。
読者の反応
A「異世界を馬鹿にしすぎだろ!?アホか!」
B「靴もないとかっ……ほとんど他の地域と交流できないくらいに、文明発展してないじゃん!」
2話 靴
●
もっふふ〜!
今日も良い天気でした。
王様「」
※異世界内政A〜毛皮を発明したパルメ〜
パルメ(´・ω・`)皆〜、おはよう〜
庶民(ノ゚ω゚)ノ(ノ゚ω゚)ノ体に纏っている物はなんだ?!
パルメ(´・ω・`)狩った獣で作った毛皮だよ。
これを着ていると冬は暖かいんだ。
庶民(ノ゚ω゚)ノ(ノ゚ω゚)ノすげぇぇぇぇぇ!!天才しゅぎるっ!あんた革命家だよ!
ちょっと俺もマンモス狩って作ってくる!
パルメ(´・ω・`)(マンモス狩れるのに、なぜ、毛皮を有効利用しないんだっ……?)
※異世界内政B〜j炎を発明したパルメ〜
パルメ(´・ω・`)皆〜、魚を焼いたよ〜
庶民(ノ゚ω゚)ノ(ノ゚ω゚)ノえ?なにその、メラメラな光
パルメ(´・ω・`)炎って言うんだ。
物を燃やせて暖かくて、肉を焼けば長期間の保存ができて便利だよ
庶民(ノ゚ω゚)ノ(ノ゚ω゚)ノまじかよっ!便利しゅぎる!
アンタの事を神様って呼んで良いですか!
パルメ(´・ω・`)(ダメだっ……こいつらっ……!
炎を渡したら山火事起こしそうっ……!)
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